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鳳凰卓への道①

 僕が小さい頃、親が友人を家に呼んで麻雀をやることがあった。

 ルールは教えてもらえなかったけど、後ろで見ていれば3個づつのセットを作っていくもんだってくらいは理解できた。面白そうだと思って何度もやりたいと言ったのだが、まだ早いと言われ結局やらせてはもらえなかった。子供同士でドンジャラをやることはあったが、これは不思議なことに全く面白くなかった。

 次第に親は麻雀をやらなくなり僕も麻雀を忘れていたけれど、大学に入って麻雀をやる友人と出会った。正確には麻雀をやりたいと思っている友人だが。ちょうどそれを知ったのが大学1年生の夏休みに入る直前くらいだったと思う。テストが終わり、僕は免許を取るために帰省することになったから、後期になったらやろうと約束した。帰省したついでに父に麻雀のルールを教えてもらった。そして、当時まだ小学生だった妹にもルールを無理矢理教えて、押入れから牌とマットを持ち出してきて実践してみた。妹にしてみればとんだ迷惑だったと思う。「麻雀やる小学生ってどうなの?」と愚痴っていたのを覚えている。

 最初はまず役を覚えていき、その日の内に点数計算もできるようになった。(あがってから点数申告まで1分以上かかったが。)が、全然勝てない。大学に戻るまでに何回もやったが、毎回父が勝っていた。母は負けていたけれど、喰いタンが大好きで、何故かひとさし指を立てながら、「ポーン♪」とか「それチー♪チー♪」とか、とても楽しそうに鳴きまくっていた。麻雀は面前でやるもんだという考えの父からはたまねぎ麻雀とバカにされていたけれど(よく鳴くから)、今にして思えば母は時代の最先端を行っていたことになる。

 まぁ、それは置いておいて、父が常に勝つということはやっぱり何かあるに違いない。それについて、確かに教えて欲しいとは思っていたが、教えてくれと言ってもないのに教えてくる父。麻雀打ちは基本教えたがりなのだ

 まず、面前で手を作るもんだと教わった。鳴いてばっかいたら運が逃げていく。役牌は1枚目で鳴いちゃいかん。と。運どうこうは置いておいて、クイタン1000点をあがっては負けていく母の姿を見ていたためこれはすぐに納得した。

 次に、三色をあがるのがうまい人だと教わった。つまりは役を作るのがうまい人だと。役を作ってダマで高い手をあがるのが重要なんだと。これも父の綺麗で点数の高いあがりを見ていたため納得した。麻雀は三色なんだ!ちなみにこの三色に対する圧倒的な勘違いが、この後1年ほどの間、どんな状況でも3色を狙いに行き、最終的にはツモった状態からフリテンリーチで三色をあがりにいくバカを作り上げることになる。

 次にペンチャンの落とし方。2→1の順で落とすのがうまい人だと教わった。ん・・・?うん。まぁそんなものなのか。と自分の中のもやもやは一旦封印して聞き入れる。なにせ麻雀に関して何も分からない状態だ。とりあえず父の麻雀を全部吸収させてもらって、その後良いところだけを残して、自分の麻雀を作り上げていけばいいと思っていたから。どうやら3の受け入れを拒否するのがかっこいい打ち手らしい。こういう切り方をすると相手にうまいな~と思わせることができるんだと。

 最後に「流れ」だ。僕は麻雀初日で「流れ」という不思議なものに触れた。流れを呼び込む方法として一番効果的なのが、「調子の良い人の牌を鳴く」ことだと教わった。調子のいい人のツモる牌が自分に来るから鳴くんだと。(麻雀は鳴きが入らない限り、ツモる牌は最初のサイ振りで決まるのだ。)どうやら調子の良い人のツモる牌はまとまるから、鳴いた後にツモった牌で面子を構成していくのが良いらしい。はっきり言って、もう何がなんだか分からない。

 僕の麻雀初日は、とても混沌としていた。

 つづく?

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コメント

ママン……早すぎたんですね、時代がwww

モンドで、バビィとるみプロがサンショク、サンショク言うから、
私も、できてるメンツわざわざ全部捨ててまで、三色作りにいってた時期がありましたwww

続き、楽しみにしてますー☆

投稿: 鯖無 | 2010年2月22日 (月) 15時27分

>鯖無さん
 それはそれは最先端ですよ。鳳東強者のフーロ率40%を楽々と越えていたはず。


 ただ・・・弱かった笑

投稿: ぽるっくす | 2010年2月26日 (金) 07時58分

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